文例9 片親で育ったケースより

花嫁の手紙<文例9>

おんな手ひとつ、おとこ手ひとつで育てられた場合、
親御さんにとって、
この結婚式は、また特別な思いがあることでしょう。

素直な気持ちで、しっかりと、自分の言葉で、
感謝を伝えるといいと思います。

以下は、お母さんひとりで育てたケースの文例です。


片親の場合の花嫁の手紙の文例
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お母さん。
私は、お母さんのお陰で、成人でき、
そして今日は、こうやって、
素晴らしい日を迎えることができました。

お母さんと、私は、ずっと二人で暮らしてきたから、
友達みたいになってしまって、
あまり、はっきりと、「ありがとう」の
言葉を言ったことがありませんでしたね。

でも、本当はいつも感謝していました。
ずっと、感謝していました。

お母さんは、おんな手ひとつで、私をずっと
育ててくれました。
きっと、私にはわからない苦労はいっぱいあったんだと思います。

でも、いつも笑っていてくれました。
私には、お父さんがいませんが、
お母さんは、私にとって、お母さんであり、
お父さんであり、お姉ちゃんであり、
だから寂しいと思ったことはありません。

本当です。

今日は、私にとって、最高に幸せな日ですが、
本当のことを言うと、お母さんがちょっと心配です。
一人になってしまって大丈夫かな・・・って
どうしても考えてします。

でもこれからは、今まで以上に、
たくさん親孝行しますね。
今度は、太郎さんという息子もできたんですから、
二人分です。

最後にいつも言えなかった一言、もう一度言わせて下さい。

おかあさん、
本当に、ありがとうございました。

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離婚の場合も、死別の場合も、
あまりストレートな言い方は結婚式ではタブー。

さりげなく表現しても、結婚式の参列者には伝わると
思います。

お母さんへの感謝の気持ち、
今までの苦労のねぎらいの言葉を、
花嫁としてしっかり伝えるといい手紙になると思います。



お父さん、お母さん、
私は、こんなに大勢の人に祝福され、
今日のこの日を迎えることができて、本当に幸せです。

お父さん、お母さんは、なかなか子宝に恵まれず、
やっと私が生まれた時は、お父さんは、嬉しさで、
毎日、産婦人科に泊まり込んでしまった・・・、
という話は何度も聞かされました。

それから先も、一人娘だった私を、
お父さんも、お母さんも本当にかわいがってくれました。

きっと、私は誰よりも幸せな子供だったような気がします。

だから、私が、初めて、太郎さんを、お父さん、お母さんに、
紹介するために、家に連れて行った時の
お父さんの悲しそうな顔を忘れることができません。

私が幸せになるのなら・・・と、もちろん賛成はしれくれましたが、
きっと、心の中は複雑だったのだと思います。

私も、太郎さんと早く結婚したい・・・という気持ちは
もちろん強かったのですが、
お父さん、お母さんと離れる・・・というのが、
寂しくて寂しくて、なかなか前に進めませんでした。

そんな時、お母さんが言ってくれました。

「真紀子、一緒に暮らしていなくたって、ずっと家族でしょ。
心はつながっているし、寂しいことなんてなにもないのよ」

お母さん、ありがとう。きっと、お母さんも寂しかったはずなのに、
私の背中を押してくれました。


今日、私は、太郎さんのもとへ嫁ぎます。
でも、これからもずっと私はお父さんと、お母さんの娘です。

ちょっと、泣き虫でわがままで甘えん坊の娘のままです。

これからも、私たちを見守っていて下さい。

そして、私たちに赤ちゃんができたら、
また、私の時のように、たくさんの愛情をください。


今まで本当にありがとうございました。
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花嫁の手紙<文例9>
片親の場合のケース



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